マタギ 矢口高雄 (ヤマケイ文庫) pdfダウンロード
マタギ 矢口高雄 (ヤマケイ文庫)
strong>本, 矢口 高雄
マタギ 矢口高雄 (ヤマケイ文庫) pdfダウンロード
によって 矢口 高雄
4.2 5つ星のうち19 人の読者
ファイル名 : マタギ-矢口高雄-ヤマケイ文庫.pdf
ファイルサイズ : 29.19 MB
内容紹介 "狩猟ブーム〟の現代にこそ読み返したい猟師の源流がここにある ―― 千松信也(猟師) 漫画家・矢口高雄氏の隠れた名作『マタギ』(1976年日本漫画家協会賞大賞受賞作)がヤマケイ文庫で復刊! 「最後の鷹匠」も収録、800頁以上、圧巻の読み応え! 舞台は、雄大な奥羽山脈の山里。 不条理とも思える大自然の〝掟〟の下、狩人であるマタギたちは、冷徹な頭脳と研ぎ澄まされた狩猟技術をもって野生動物に向かっていく。 漫画家矢口高雄の代表傑作、第5回日本漫画家協会賞大賞受賞作、待望の復刊です! 愛蔵版未収録の「最後の鷹匠」も入っています。 ●目次 野いちご落し 怜悧の果て オコゼの祈り 勢子の源五郎 アマッポ 行者返し 寒立ち 樹氷 最後の鷹匠 【 街ではジビエが流行り、田舎は獣害に苦しむ現代。狩猟の必要性が叫ばれるこの時代にこそ読み返したい狩猟の源流がここにある ―― 千松信也(猟師) 】
以下は、マタギ 矢口高雄 (ヤマケイ文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
おもしろかった。800ページを超える大部な文庫であるにもかかわらず、一気に読み終えてしまった。だが、ここで私の言う「おもしろさ」は、だれにとってもそうだとは限らないかもしれないので、ちょっと説明を加えておく。まず、このマンガは、70年代前半に描かれたものだということ。当時、私は小学生だったが、今でも、そのころのマンガのもつテイストってヤツをよく覚えている。ドキドキ、ワクワクしながら、夢中になってページを繰るっていう感覚だ。このマンガを読むと、あのころの感覚が心によみがえってきて、無性に懐かしかった。そして、それは一種の荒唐無稽でもあって、実際、このマンガの中には、もうとうの昔に滅んだ「ニホンオオカミ」なんかが平気で出てくる。(実は、それ以上にとんでもない生き物が “平気で” 出てきたりするのだが、ネタバレになるから書かない)つまり、ある程度の年代以上の人にとって、という限定つきで「おもしろい」と言いたいわけだ。しかし、そればかりでもない。というのも、どんなに荒唐無稽であっても、それをそう感じさせないほどの画力が、このマンガ、というか、このころの矢口氏には確実にあったからだ。矢口氏のようにキャリアの長いマンガ家にありがちなことだが、どうしても長いキャリアの間に「絵」が変わってしまう。そして、往々にして、キャリアの初めのころの若々しくて荒々しい「絵」のほうに魅力があるものだ。この『マタギ』の「絵」がまさにそれで、後年の矢口氏の落ち着いた画風とは一線を画した力強い「絵」が、荒唐無稽を荒唐無稽に思わせないのだ。加えて、このマンガの舞台である。マタギたちは猟師の集団だから、当然、深い山奥がドラマの舞台になる。古来より深山というのは神聖にして、それゆえ神秘的な場所だ。すなわち、あくまでも非日常的な空間が舞台なのである。ぶっちゃけた話、そんな舞台なら、何が出てきても、まったく不思議じゃないということ。そして、その舞台である自然風景と動物たちを、前述したような魅力的な「絵」で描かれると、もうこの上もない説得力となるのだ。この劇画的な説得力は、たとえば、その昔、一世を風靡した白土三平の『カムイ伝』あたりと通じているし、おそらく矢口氏も白土氏の影響をたぶんに受けたのだろう。自然界の非情で容赦のない描写にも、それが感じられる。私の言う「おもしろさ」とは、以上のようなことを意味している。みなさんの参考になれば幸いです。
0コメント